高断熱住宅には絶対!見落とせない玄関選び
高断熱住宅に重要なのは熱気・冷気の出入りがある開口部が重要になります。『開口部=サッシ』だけではなく、玄関も開口部にあたるので高断熱住宅には玄関選びもとても重要になってきます。住まいの顔とも言える玄関ですが、最近はデザインもよく熱貫流率も低い玄関もラインナップされています。
こんにちは!エムアールホームの橋根です。
今日は高断熱住宅には重要な開口部、それも『玄関』のお話です。
寒くなるとピーンポーン!とチャイムがなり
部屋から出ると、『寒っ寒っ!』と言いながら『はーい!』と玄関へ。
玄関だから仕方ない!そんなことはありません!!
部屋と温度の差がない!とは言えませんが、温度差の少ない玄関を目指すことはできます。
それには今回のお話の『玄関選び』が重要になってきます。
住まいの開口部はサッシだけではない!玄関も重要!
住まいの開口部と聞くと、サッシをイメージされるかと思いますが、玄関も開口部にあたります。
玄関は住まいの顔です。可愛いの、おしゃれなの、カッコいいの、ガラス付き・・・
カギはポケットキーがいいなど、それぞれイメージがあるかと思います。
そんな玄関にも断熱材が入っていて、断熱材の厚さは玄関のグレードによって違います。
引き戸の玄関、開き戸の玄関でも、熱貫流率の違いがあります。
※熱貫流率:物体がどれだけ熱を伝えにくいかを表す数値
開き戸玄関と引き戸玄関の熱貫流率
今回はYKKさんの玄関で比べてみたいと思います。
YKKさん『VenatoヴェナートD30』開き戸玄関
YKKさん『ConcordコンコードS30』引き戸玄関
で、比べていたいと思います。
『VenatoヴェナートD30』
●D2仕様 ●防火仕様 ●採光付 ●熱貫流率:2.29w/(㎡K) ●断熱材3cm
『ConcordコンコードS30』
●防火仕様 ●採光付 ●熱貫流率2.40w/(㎡K) ●断熱材3cm
YKK高断熱玄関『InnoBest』シリーズ
高断熱住宅にとことんこだわりたい方にお勧めの玄関です。
デザインの数は多くはないですが高断熱住宅には最適な玄関をご紹介いたします。
『InnoBestイノベストD50』
少しデザインが違いますが
●採光付 ●熱貫流率1.40w/(㎡K) ●断熱材5cm
●玄関の枠を樹脂複合枠仕様にすると1.28w/(㎡K)
ちなみにInnoBestイノベストD50で、採光なしの玄関は0.95w/(㎡K)になります。
『InnoBestイノベストD70』
YKKさんの高断熱玄関
デザインは2種類しかないですがカラーバリエーションは3色から選べれます。
やはり高断熱にこだわると採光はなしになりますが
玄関の断熱材の厚さは7cm!熱貫流率は0.90w/(㎡K)
ちなみにInnoBestイノベストD50とD70の差額は、定価で33万になります。
断熱にとことんこだわるご家族様にはお勧めです。
どっちがいい?引き戸玄関vs開き戸玄関
結論からお伝えしますと、『開き戸玄関』です。
熱貫流率を見ても開き戸玄関のほうが断熱性能はいいです。
引き戸はやっはり気密性はよくなく隙間があります。
なので、寒い日は温度差ができ玄関を触るとシトっ・・・っとなります。
高断熱玄関のInnoBestイノベストD70がお勧めですが、ご予算やお好みのデザインもあるかと思いますの
で、InnoBestイノベストD50やVenatoヴェナートD30のD2仕様をお勧めいたします。
VenatoヴェナートD30『D2仕様』『D4仕様』違い
開き戸玄関VenatoヴェナートD30の『D2仕様』と『D4仕様』の違いは
大きく分けて、3つあります。
●D2仕様の方が断熱性能が高い。D4仕様に比べて1.7倍熱の通しにくい
●D2仕様は玄関枠にも断熱ラインや気密材が入っている
●D2は採光部分(ガラス部分)LOW-E金属膜入りのペアガラスが使用
D4は普通のペアガラス
高断熱玄関のまとめ
玄関はお住まいの顔です。可愛い系、カッコいい系、ナチュラル系・・・
来られるお客様をお迎えするところなのでこだわりたい所でもあります。
ですが、室内から見るとそこは暖気・冷気を逃がす大きな開口部になります。
暖かい(涼しい)室内から、玄関の温度差を少しでもなくすためにも
少しでも『玄関性能』へ目を向けていただきたいと思います。
寒い日、ご帰宅されたときに玄関を開け一歩入っただけで
『ほわっ!』と暖かい玄関づくりをされませんか?